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2026/01/13 採用

獣医師募集方法8選|方法ごとのメリット・デメリットも解説

WebメディアやSNSの広がりにともなって、獣医師募集の方法は多様化しています。募集方法の選択肢が多いからこそ、「自院に合った募集方法がわからない」という悩みを持つ院長先生・採用担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では求人媒体や人材紹介といった定番の募集方法から、ダイレクトリクルーティングやSNS採用まで幅広く紹介し、それぞれの特徴、メリット・デメリットを解説します。

ぜひ参考にしていただき、自院に最適な方法を選んでください。

8種の獣医師募集方法の特徴、メリット・デメリットを紹介


次からは8種の獣医師募集方法それぞれの特徴、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

1.動物病院業界に特化した求人広告

求人広告とは、求人情報を求人媒体に掲載し、応募を集める方法です。

動物病院の求人に特化したWeb求人媒体として、アニマルジョブ・ペットリクルート・E-Animal‐Hospital といった求人媒体が挙げられます。

動物病院業界に特化した求人媒体は基本的に無料で掲載できるものが多いですが、求人媒体によっては、掲載料が発生するものもあります。
さらに自社の求人広告を上位に表示させたり、目立たせたりする場合には追加で有料オプションの利用が必要なことが多いです。

メリット

・求人を掲載することで多くの求職者に自院の認知を広められます

・有料の求人媒体であっても、基本的には成功報酬は発生せず、掲載料の支払いのため、複数名の採用ができれば採用単価を抑えられます。

・無料の求人媒体で採用ができれば、掲載にかかった労力以外のコストは発生しません。

デメリット

・多くの動物病院が掲載をしているため、その中から応募をもらうのは至難の業です。上位に表示させたり、目立たせたりする場合にはオプションを利用する必要があり、追加で費用がかかります。

・有料の求人媒体の場合、採用に結びつかなくても費用が発生します

2.獣医師採用に強い人材紹介

人材紹介とは、自院が求める人材の人物像や雇用条件を人材紹介会社の担当者に伝え、要件にマッチする人材を紹介してもらう方法です。

動物病院業界に特化した人材紹介サービスとして、TYL・SBヒューマンキャピタル・pandA’aキャリアなどがあります。
料金形態は、入社が決まった時点で理論年収の●●%などとされる成功報酬を払います。

メリット

・採用決定の際に成功報酬が発生するため、初期費用を抑えローリスクで活用できます

・日程調整や求職者とのやりとりにかかる工数を削減でき、採用担当者の負担を抑えることが可能です

デメリット

・成功報酬は求職者の年収の30~40%が相場のため、採用コストが高いです

・高い成功報酬を支払っても、早期離職してしまう可能性もあり、その場合は採用コストがかなり割高になります

・自社に採用のノウハウが蓄積しづらいです

3.動物病院業界に特化したダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングとは、院長先生(または採用担当者)自らが求職者に直接スカウトメールを送信し、アプローチをする方法です。一般的にはダイレクトリクルーティングサービスを利用し、登録している求職者のデータベースから、自院が求める人材を選定し、スカウトメールを送信する流れとなります。

動物病院業界に特化したサービスとして、キャリオクfor動物病院・VETS CAREERなどが挙げられます。

獣医師の採用マーケットは超売り手市場であるため、従来の求人広告や人材紹介といった「待ち」の採用手法のみでは求職者へのアプローチが不十分な場合もあり、「攻め」の採用手法と言えるダイレクトリクルーティングを活用することをお勧めします。

料金形態は、採用が成功してから費用を払う成功報酬型 、初期費用や月額の利用料がかかる定額型などがあり、どのような料金形態となっているかはサービスごとに確認が必要です。

メリット

・自院の人材要件を満たす人材に絞って院長先生(採用担当者)自ら、直接アプローチができます

・ダイレクトリクルーティングサービスには、転職潜在層も多く登録をしているため、幅広い層にアプローチができます

・成功報酬は人材紹介に比べると安価なことが多いです

・定額型の場合、複数名の採用ができれば採用単価を抑えることが可能です

デメリット

・スカウト対象者の選定、文面作成、スカウトメール送信やカジュアル面談の対応などの運用の工数がかかり、ノウハウの蓄積にも一定の時間がかかります

・定額型の場合、採用に結びつかなくても費用が発生します

4.求人検索エンジン

求人検索エンジンとは、さまざまな求人サイトから求人情報を集約し、入力したキーワードから横断的に検索結果を表示してくれるものです。求職者が希望の職種や勤務地などのキーワードを入力し、自分に合った仕事を探し、応募をするという流れになります。

代表的なサービスとして、Indeed・求人ボックス・Googleしごと検索・スタンバイなどが挙げられます。

求人検索エンジンに求人が掲載される仕組みとして、Webサイトを定期的に巡回し、情報を取得・保存することで掲載されるクローリングのほか、直接投稿する方法もあります。

基本的には無料で掲載できますが、有料掲載を活用すれば検索上位に表示させることができます。

メリット

・多くの求職者に求人情報を届けることができる可能性があります。一度、webで「獣医師」「求人」「エリア名」で検索をしてみてください。上位には求人検索エンジンの結果が表示されているはずです。

・職種や勤務地、雇用形態などさまざまな条件から求人情報を検索できるため、地方での採用やアルバイト、業務委託などの採用活動においても有効です

デメリット

・クローリングによって自動的に求人が掲載される仕組みのため、求人の更新頻度や内容によっては表示回数が減ってしまうものもあります。求人情報の更新や、上位表示をされやすいキーワードを入れるなど、運用には知識とノウハウが求められます。運用は広告代理店に依頼することをお勧めします。

5.自社採用サイト

自社サイトに求人ページ、採用専用サイトなどを作成し、求人を掲載する方法です。求職者は応募や選考の段階で、興味のある動物病院の求人ページを閲覧し、情報収集をおこないます。

メリット

・自院で運用ができ設計や表現の自由度が高いため、自院の魅力を伝えやすいと言えます

・選考に進む求職者の多くが参照するサイトのため、情報を更新することで自院の理解につながることが期待できます

・多くの動物病院は採用専用サイトは設けていないので、採用サイトがあるだけで、「しっかりした病院」という印象を与えることができ、求職者の安心感につながります。

デメリット

・新たに自社サイトを立ち上げたり、コンテンツの作成をおこなったりする場合はコストと工数がかかります

・サイトが認知されるには継続的に運用する必要があります

6.リファラル採用

リファラル採用とは、スタッフの友人や知人を紹介してもらい採用につなげる方法です。自院へのエンゲージメントの高い社員が紹介者であれば、自院と親和性の高い人材を採用できる可能性が高いと言えます。

紹介してくれたスタッフへの報酬制度を設ける場合もあります。
スタッフからの紹介を促進するためにも報酬制度を設けることをお勧めします。

メリット

・スタッフからの紹介のため求職者の人柄を把握しやすく、採用ミスマッチが少ないと言えます

・転職市場にはいない人材に出会える確率が高いと言えます

・スタッフからの紹介のため、求人掲載や成功報酬などの費用がかかりません

デメリット

・選考の不通過や採用ミスマッチが発生した際には、スタッフと求職者双方に配慮が必要です

・個別での紹介に頼るため、求職者の入社時期や志望意欲には幅があります

7.SNS採用

SNS採用とは、Facebook、X、InstagramなどのSNSを採用に活用する方法です。

求職者とタイムリーなコミュニケーションがとれるだけでなく、情報の拡散や口コミなどの効果も期待でき、採用ブランディングにも効果的です。

SNSの利用にはアカウント作成が必要ですが、基本的な運用は無料でできます。(課金すると使える機能が増えるものもあります)
「採用公式アカウント」と「院長先生のアカウント」とすることができますが、「顔が見える」状態である方が多くの獣医師と交流ができるため、院長先生のアカウントを作成する方が採用につながりやすい場合もあります。

メリット

・拡散力があるため、幅多い求職者にリーチできます

・即時性が高く、自社の情報や魅力をタイムリーに発信できます

・無料で使用できる媒体が多く、採用が決まれば採用コストの削減が期待できます

デメリット

・求職者に限らず不特定多数へ情報が届くため、発信内容には気を遣う必要があります

・SNS上では情報が埋もれてしまうため、定期的な発信が必要です

8.就職イベント(新卒採用)

獣医学生向けの合同説明会形式のイベントを通じて、採用につなげる方法です。イベント会場に各動物病院がブースを設置し、獣医学生が興味を持ったブースで説明を聞くスタイルが一般的です。

メリット

・ブースでの説明は、直接的に自院の魅力を伝えられるだけでなく、コミュニケ―ションを取りながら求職者が知りたい情報に合わせて説明ができます

デメリット

・イベント自体への来場者数が少なかった場合には効果が見込めない場合があります

・自院に興味を持ってもらい、ブースで説明を聞いてもらうためには、病院の紹介パンフレットや病院説明のプレゼン資料を作成するといった事前の準備が必要です

まとめ

動物病院は常に獣医師不足に悩まされており、獣医師は引く手あまたです。そのため、求める人材が多く集まる募集方法で、効率的に募集をすることが必要です。
獣医師の募集方法を検討するには、過去の採用に関するデータの分析が必要ですが、それを行うためにはリソースも必要になります。
採用に関してお困りのことがあればまずはお気軽にご相談ください。