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2026/08/21 スタッフの定着

動物病院の“予防シーズン有休問題”シリーズ|第2回:「推しのLIVEだから休みたい」はアリ? 

繁忙期に、スタッフから「推しのLIVEに行きたいので休みたい」と相談されたら、院長はどう感じるでしょうか。

このシリーズでは、動物病院の繁忙期に起こりやすい有休の悩みを通して、スタッフの希望と現場運営のバランスについて考えていきます。

第2回は、「推しのLIVEだから休みたい」はアリなのか?をテーマに、休む理由をどう受け止めるかについて考えます。

動物病院の“予防シーズン有休問題”シリーズ過去の記事

第1回:繁忙期に「休みたい」はワガママ?

「LIVEで休みたい」をどう受け止める?

動物病院の繁忙期。
スタッフから有休の相談があり、しかも理由は

「推しのLIVEに行きたくて…」

院長としては、正直反応に困ることもあると思います。

「結婚式なら分かるけど…LIVE?」
「それって仕事より優先なの?」

そう感じるのも自然です。

特に院長世代は、“休み=やむを得ない事情”という感覚を持っている方も少なくありません。

一方で、若い動物看護師さんたちにとって、“推し活”は単なる娯楽ではないケースも多いのです。

何ヶ月も前から抽選に申し込み、やっと取れたチケット。
遠征が必要なこともある。
「次はいつ会えるか分からない」という世界。

そして何より、忙しい毎日の中で、

「これがあるから頑張れる」

という心の支えになっていることもあります。

もちろん、だからといって繁忙期に自由に休んで良い、という単純な話ではありません。

実際には、

  • ・他スタッフへの負担
  • ・現場の人員不足
  • ・予約対応
  • ・急患対応

など、院長が考えなければならないこともたくさんあります。

どんな理由なら「休んでいい」のか?

ただ、ここで難しいのは、「どんな理由ならOKなのか」という線引きです。

結婚式ならOK?
法事ならOK?
子どもの行事ならOK?
では、LIVEはNG?

その判断基準は、誰の価値観なのでしょうか。

本人にとっては、LIVEも“人生の大切な予定”かもしれません。

だから私は、

「理由そのものをジャッジしすぎない」

ことが大切なのではないかと思っています。

「理由」よりも大切にしたいこと

もちろん、最終的には現場とのバランスが必要です。

でも、「LIVEなんて理由で?」と頭ごなしに否定されると、スタッフは本音を言えなくなります。

すると、

  • ・本当の理由を隠す
  • ・ギリギリで申請する
  • ・相談しづらくなる

という方向に進みやすくなります。

そして結果的に、職場の空気も悪くなってしまうことがあります。

大切なのは、「推し活を理解できるか」ではなく、

“本人にとって大切なもの”として扱えるか

なのかもしれません。


次回は、「有休を認めると、現場が崩壊する」という、院長側のリアルな悩みについて考えてみたいと思います。

▼続きの記事はコチラから
第3回:「休ませたい。でも現場が回らない」  を読む